15 May 2018

スウィングウォブラー145s

彼是三年の時を経て、2018年6月、スウィングウォブラーのアップサイズモデル、「スウィングウォブラー145s」が登場となります。そこで、今回は開発に至った経緯といいますか、エピソードをなども交えてのご紹介をさせていただきます。


【通称ジャイアントスウィング】
世代によってはプロレス技の名前として聞き覚えがある響きですが(笑)今回145㍉サイズの登場で、スウィングウォブラーもいよいよシリーズ化となります。2015年、メーカー立ち上げ数ヶ月後の初夏の事。私たちは一足先にスウィングウォブラー85sの効果を発見し、体験していた訳ですが、豊富な経験値を有する弊社代表の中村は、その時すでに、更なる可能性を示唆し、アップサイズの製作を強く求めていました。


内部ウェイトのみでメタルジグ約一個分(34g)
本機の最大の特徴は「シンキングでありながらも、ただ引くだけでマイルドなポップ音を交え、水面に軌跡を描く」それまでのジグミノーとは一線を画す”トップウォータータイプのジグミノー”など謳った、訳の分からないシロモノでした。そのことよって、85サイズの販売当時は、大きな可能性は感じてはいたものの、本当に受け入れてもらるのか?自信作ではありながらも、不安はずっとその傍らにつきまとっていました。

しかし、そんな心配をよそに、ナイトゲーム~朝・夕マズメでのボイル撃ち(ボイルがなくともその気配さえあれば水面を割らせる事も可能)だけに留まる事なく、ベタ凪の干潟、デイゲームはモチロン、シーバス以外にも小型青物、所変われば、チヌゲームにも、淡水のフィッシュイーターにも、更には河川でのアップクロスからの同調流下~ターンでのライズアップテクニックなど、スウィングウォブラーでなければ不可能と思える特殊な使い方まで発生し、各地でその威力を存分に発揮してくれたのでした。

サイズ比較参考画像/上145mm/下85mm
同時に水面下では、アップサイズの105mm、125mm、ダウンサイズの65mmと、各サイズ、ベースモデルの試作も進行はしていたのですが、中村が130~140サイズの必要性を明確にイメージしていたのは、九州地方の大河川での長距離ボイル撃ち。今思えば、あの時すでに中村の頭の中には、アップサイズモデルを使用し、ビッグワンを手中の収めている光景が映っていたはずです。同じ魚(シーバス)であっても所変われば多様なシチュエーションが存在するのは、経験豊富な方ほど理解いただけるはずです。ルアーのサイズを持ってして、そんなシチュエーションに合わていくというのは、場合によっては一方向へと、可能性は絞られるかもしれません。それであっても、目的を達成するには「特化という名の犠牲」も、ある意味対応力の一つとして必要不可欠なのも事実なのです。

その結果はこちらをごらんください。↓↓
http://www.fimosw.com/u/crimson/ub7qps1speo2i8

また、今回発表の「145mm/55g」モデルは、大河川超遠投での使用以外にも、ヒラスズキ・青物等の、外洋を強く意識したスペックでのリリースとなりますので、強度の確保に適した各構造の採用に至りました。内部はΦ1.2ワイヤースルー構造。ABS本体はヘビーウェイトを搭載するため、しっかりと厚みを確保したシェルに加え、空洞部には補強リブを複数設けております。




現在も同時進行で、より身体に優しい(笑)シーバス向けの軽量モデルも、重量を40~45gで最終調整中です。こちらはカラーパターンもそれっぽい(?)配色でのラインナップを検討しております。次回は145sスペック及びカラーラインナップのご紹介となります。

最後に。通称ジャイアントスウィングとはいうものの、すでに必要を感じ、今後は更にビッグサイズの正真正銘ジャイアントスウィング(笑)の検討も始まっております。いつになるかはまだまだ未定ですが、またの機会に紹介させていただければと思います。