□■2020年新製品 Vibra Mulle 60s■□【バイブラマレット60S 特徴紹介】


 2020年初夏頃には発売予定となりました、PDG新作【バイブラマレット60S】のご紹介となります。

 SNS等では以前より紹介させていただいてますが、ハードベイトとしては珍しいタイプの、ボディもテールもフルABS製でありながら、ソフトベイトではお馴染みのシャッドテール形状パーツを装備したジョイントプラグの登場となります。

 もう一つ珍しいと思えるのは、そのジョイントされたテールをご覧いただければ、説明不要と思えてしまうほど、ルアーの泳ぐ姿も簡単に想像できてしまう所かもしれません。


【泳ぎと操作】
 泳ぎの質としては、リーリングにより、ボディを小刻みにロールさせると同時にテールをブルブルと震わせながら健気に泳ぎます。
 その姿はまるでボラの幼魚に酷似しており、”ウォブリング”とか”ローリング”とかと、とても形容し難く、プラグらしからぬ独特な生命感を持つに至り、”無防備に泳ぐベイトフィッシュ”といった表現がピッタリとハマります。
 基本的な操作はスローリトリーブオンリーとなりますが、シンキングタイプならではの特徴として、任意のカウントダウン&レンジコントロールを始め、沈み行く際には下図の様にテールをバイブレーションさせながらフォールしますので、リフト&フォール中もシッカリと誘いの要素を与えてくれます。



【リトリーブスピードについて】
 どちらかといえばスロー向きで、弱弱しく一生懸命に泳ぐ幼魚をイメージしたセッティングのため、ファストリトリーブはあまり実用的ではありません。
 また少し重めのシンキングボディと、スプリットリングを介したジョイントの構造上、超のつくデッドスローリトリーブにも向いていません。
 ですが、それは止水状態での見解ですので、基本的に流れを釣るシーバスゲームの場合、あまり神経質になる必要はありませんでした。
 改良中、予想外に苦労したのは、テールのサイズと本体重量バランスの愛称でしたが、結構な数の組み合わせから絞りだし最適化しましたので、あまりデッドスローを意識せずとも、スローリトリーブを中心に引き加減を調整してあげれば、その持ち味を存分に発揮してくれるはずです。

全長は赤丸で囲ったジョイント部の遊びを含めれば約80mm

【スペックについて】
<サイズ>上の画像の様に、テールを含めた全長であれば約80mmとなりますが、表記を本体のみの60mmとしたのには、スペック意外の特徴を考慮した為です。
 例として、図の赤丸部に「スイベル」を介したり、「スイベル&ブレード」「テールをフロント」に変更するなど、所有者によるカスタムの余地を備えているためです。
 こうして簡単かつ確実にチューニングできるのも、組み立て式のハードプラグならではの特徴ではないでしょうか。
 テール最後端にある環は、ワイヤー一体成型の為に必要な構造として設けているもので、ここにフックやブレードなどパーツを取り付けたりする事も不可能ではありませんが、糸がらみなどトラブルの原因となりますのでお勧めは出来ません。

<フック>トレブル#6を前後に装着していますので、フッキングは良好ですが、小型プラグ故の宿命、ノマレやすいので、場合によってはシングルフックやワンフックにしてしまっても構わないかもしれません。

<重量>パーツ込みの総重量が約12gとなります。一見するとジョイントタイプ=飛ばないのイメージがありますが、必要にして充分な飛距離を備えています。(テールのパーツをはずした方がより飛距離は伸びますが)
 比較としては、11gクラスのバイブレーションプラグと互角、またジョイント式だからといって、クルクルと回転したり、余程に極端な動作を行わない限り、糸がらみ等のトラブルもゼロとは言い切れませんが、ほぼ無いに等しいと言っても過言ではありません。
 事実、テスターさん達からもそれらの声はありませんでした。
ただし、「標準装備」前提となります。

<レンジ>あくまで参考値ですが、基本的にスロリトリーブで約60cm付近を引くこととなりますが、任意のカウントダウン、ウェーディング、流れの有無や強弱、向きによっては、最大100cm近くまで入ります。

 以上、今回の作品は普段とは少し視点を変えて製作したタイプなのですが、実の所、ここに至るまでは予想外に長い道のりでした。
 現在は同時に開発していた後続予定の機種、「本体100mmサイズと、ナマリ製メタルジグバージョン」もほぼほぼ煮詰まっていますので、ご期待頂けたらと思います。