2015年の春のこと。
現在販売されているルアーもまだまだプロトだった頃、
とある水辺に佇む中年二人。まだ出来立てのホヤホヤの試作品をを並べてみては、興奮気味にスイムチェックを行っている最中でした。
突然彼の口から発せられたのが次の言葉でした。
「川で使えるシンペンが欲しい」
そう、レッドこと、中村祐介が発した、このとても短い一言でスキッドスライダーの開発はスタートしたのでした。
しかし、同時に疑問も姿を現しました。
ポジドライブを立ち上げる以前も10年以上ルアーメーカーに勤務していた二人。昨今の成熟した市場におけるシンペンとは何か?その中において、今更我々がシンペンを作る必要が本当にあるのだろうか…?
でもそのとても短い一言は見方を変えるには充分でしたし、僕らがシンペンを開発するにはで充分すぎる言葉だったのです。
私自身が20年以上も前にジグザグベイトを作りあげていた時に感じていた事、その要素をまた違ったアップローチで再現できないもんか?当時の自分のスキルでは一旦引き出しにしまう事を余儀なくされた案件を再び燃やすキッカケだったのです。
この職業に(に限らず)悩みは付き物とは言え、妙に悩みました。ただし、悩みというのは質により良し悪しが分かれるもの。今回に限っては、普段から試してみたいと考えていた事や、以前から考えている事、忘れかけていた事など、全てが結びつくキカッケだったようです。
つまりシンペンと分類される事から 本来のミノーと呼ばれる事になるべくルアーは実はこうなるべきではないのかと、純粋に思ってのです。
自由自在に水の中を泳ぎまわり、リップの持つ抵抗とイメージに制御される事無く
【対ストリーム性能】 現在、ポジドライブガレージのルアーラインナップは全3機種。基本的にどのアイテムも流れの中での使い勝手や能力は備えてはいますが、特にフリルドスイマーと、このスキッドスライダーは流れの中での活躍に重点をおいています。
【アクション】
【基本スペック】 全長95mm 総重量約22g リング・フック共に#4
【レンジ】 シンペンらしく、重いバランサーで制御されている都合で、超デッドスローでは約80cm 。多用される実用スピードでは約30cmぐらいとなります。
【レンジ補足】 リップを持たないシンペンらしさ、と言いますか、ロッド角度とリーリングのスピードの組み合わせで、上記内容にはズレが生じます。様々な組み合わせをお試し下さい。
重量によって制御されてはいるものの、ある程度のテンションを与えてあげれば、その重量を感じさせない浮遊感ある泳ぎを見せてくれます。
現在販売されているルアーもまだまだプロトだった頃、
とある水辺に佇む中年二人。まだ出来立てのホヤホヤの試作品をを並べてみては、興奮気味にスイムチェックを行っている最中でした。
突然彼の口から発せられたのが次の言葉でした。
「川で使えるシンペンが欲しい」
そう、レッドこと、中村祐介が発した、このとても短い一言でスキッドスライダーの開発はスタートしたのでした。
しかし、同時に疑問も姿を現しました。
ポジドライブを立ち上げる以前も10年以上ルアーメーカーに勤務していた二人。昨今の成熟した市場におけるシンペンとは何か?その中において、今更我々がシンペンを作る必要が本当にあるのだろうか…?
でもそのとても短い一言は見方を変えるには充分でしたし、僕らがシンペンを開発するにはで充分すぎる言葉だったのです。
私自身が20年以上も前にジグザグベイトを作りあげていた時に感じていた事、その要素をまた違ったアップローチで再現できないもんか?当時の自分のスキルでは一旦引き出しにしまう事を余儀なくされた案件を再び燃やすキッカケだったのです。
この職業に(に限らず)悩みは付き物とは言え、妙に悩みました。ただし、悩みというのは質により良し悪しが分かれるもの。今回に限っては、普段から試してみたいと考えていた事や、以前から考えている事、忘れかけていた事など、全てが結びつくキカッケだったようです。
つまりシンペンと分類される事から 本来のミノーと呼ばれる事になるべくルアーは実はこうなるべきではないのかと、純粋に思ってのです。
自由自在に水の中を泳ぎまわり、リップの持つ抵抗とイメージに制御される事無く
【対ストリーム性能】 現在、ポジドライブガレージのルアーラインナップは全3機種。基本的にどのアイテムも流れの中での使い勝手や能力は備えてはいますが、特にフリルドスイマーと、このスキッドスライダーは流れの中での活躍に重点をおいています。
【基本スペック】 全長95mm 総重量約22g リング・フック共に#4
【レンジ補足】 リップを持たないシンペンらしさ、と言いますか、ロッド角度とリーリングのスピードの組み合わせで、上記内容にはズレが生じます。様々な組み合わせをお試し下さい。
重量によって制御されてはいるものの、ある程度のテンションを与えてあげれば、その重量を感じさせない浮遊感ある泳ぎを見せてくれます。